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2010年11 月29日

NO.41-1(メインコラム)20世紀の革命的理論

今週のテーマは「20世紀の革命的理論」です。

物理学における「20世紀の革命的理論」は何か?

物理学者は、「ハイゼンベルク と シュレーディンガーによって提唱された量子力学の基本方程式の構築と、アインシュタインが提唱した相対性理論」と答えるそうです。

生物学における「20世紀の革命的理論」は何か?

生物学者は、「当時無名に近かったジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックが提唱したDNA二重らせん構造理論」と答えるそうです。

 

ではキャリア論における「20世紀の革命的理論」は何か?

私は、「1999年、スタンフォード大学教授のクランボルツが提唱した計画された偶発性理論」と迷わず答えます。

 

【計画された偶発性理論(Planned Happenstance Theory)とは】

■「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。故にその偶発的な出来事を意図的に生み出すよう積極的に行動することによって、キャリアを創造する機会を生み出すことができる」という考え方です。

■そしてその計画された偶発性は以下の行動特性を持っている人に起こりやすいと定義しています。

①好奇心  

②持続すること 

③柔軟でいること 

④楽観的に考える 

⑤リスク・テーキング

以上です。

 

クランボルツ以前のキャリア論とは、「人と職業との適合」という考え方が主流でした。          

ところがクランボルツの理論は「そんなの関係ない♪!」って。                        

まさに革命的理論です。                                               

 

最後にひとつの質問とひとつの提案をさせて頂きます。                           

(質問)アナタの“10年前”と“今”とを比較してみてください。                              アナタの“キャリア”は、「10年前に計画した通り決定されましたか?」                    それとも、アナタの“キャリア”は、「予想しない偶発的なことによって決定されましたか?」        

(提案)これからの10年。これまでの10年以上の“計画された偶発性”を起こしてみませんか?               

①好奇心  ②持続すること ③柔軟でいること ④楽観的に考える ⑤リスク・テーキング        

の5つの行動特性を心掛けて!!

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Kimo

 

 キャリアとは、偶発性を楽しむことと見つけたり!!

2010年11 月26日

NO.40-3(NO.40-1関連その2)脳のことを考える(PartⅡ)

今回(40-1のメインコラム)の関連資料としてご紹介するのは、アメリカのイェシーバー大学外科学教授:新谷 弘実の著書「病気にならない生き方 ミラクル・エンザイムが寿命を決める」です。

 

氏が著書の中で「悪い食物」と指摘している食品。 どれもがメインコラムで取上げました“脳を中毒にする食品“と一致しています。

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     「病気にならない生き方 ミラクル・エンザイムが寿命を決める」(新谷 弘実 著)

 

☑私たち人間の生命活動は、数多くのエンザイム(酵素)によって支えられています。消化吸収はもちろん、細胞が新しいものと入れ替る新陳代謝も、体内に入った毒素を分解し解毒しているのもエンザイムの働きです。そのため、エンザイムの量と活性度が健康状態に大きく影響するのです。

 

☑よい胃相・腸相の人たちに共通しているのは、エンザイムをたくさん含むフレッシュな食物を多くとっていたことです。一方、胃相・腸相の悪い人たちに共通していたのは、お酒やタバコの常用、大食、食品添加物を含んだ食事、ストレスの多い生活環境、医薬品の使用、などエンザイムを消費する生活習慣でした。

 

「よい食物」と「悪い食物」を分けるポイントは、命のもとともいうべき「エンザイ」の有無と、フレッシュさ、つまり「酸化」の有無です。

そのための新谷食事健康法のポイントは、

 

①植物食と動物食のバランスは85~90対10~15とすること

②全体としては、穀物(雑穀、豆類を含む)50%、野菜や果物35~40%、動物食10~15%とすること

③全体の50%を占める穀物は、精製していないものを選ぶこと

 

④動物食は、できるだけ人間よりも体温の低い動物である魚でとるようにすること

⑤食物はどれも精製していないフレッシュなものを、なるべく自然なままとるようにすること

 

⑥牛乳・乳製品はできるだけとらないこと

⑦マーガリン、揚げものは避けること

 

⑧よくかんで小食を心がけること

 

☑それが「おいしい」という喜びになるのなら、分厚いステーキやチーズやお酒も、たまになら食べても飲んでも大丈夫です。食事は毎日の積み重ねです。

たまには 羽目をはずすことがあっても、ほかの95%が健康に留意した食事をしていれば、ミラクル・エンザイムがあなたの健康を守ってくれます。

大切なのは、楽しみながら、正しい食事を長く続けていくことです。

2010年11 月24日

NO.40-2(NO.40-1関連その1)脳のことを考える(PartⅡ)

今回「40-1(メインコラム)の関連その1」として、ご紹介するのは、慶應大学医学部教授:坪田一男の著書「長寿遺伝子を鍛える カロリーリストリクションのすすめ」です。

 

氏は「栄養のバランスはしっかり保ちつつ総摂取カロリーだけを通常の70%度に減らす」ことが長寿遺伝子を鍛えると述べています。

 

また、総摂取カロリーを減らすための方法として「食欲を騙す」ことが有効であると紹介しています。

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         「長寿遺伝子を鍛える カロリーリストリクションのすすめ」(坪田 一男 著)

  

☑今もっともノーベル賞に近い男といわれるマサチューセッツ工科大学生物学教授レオナルド・ギャランテ博士の見つけたサーチュイン遺伝子は、活性化すると寿命が延びる。これこそ、世界中が待っていた“長寿遺伝子”だった。

 

☑サーチュインは、カロリー制限という生活習慣によってスイッチがONになることが証明された、世界で初めての長寿遺伝子である。その証明メカニズムはこうだ。

カロリー制限したもののほうがNADという補酵素の量が多かった。つまり、カロリーリストリクションをすると、NADが増え、サーチュインが活性化したのである。

 

ここでいう「カロリー制限」とは、あくまでもタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルといった栄養のバランスはしっかり保ちつつ総摂取カロリーだけを通常の70%度に減らすというものだ。これは、カロリー制限と長寿にまつわる研究を行う全ての科学者の共通認識であり、健康を損なうことなく老化や長寿をかなえる必要最低条件といえる。

本書では、一般的なダイエットと区別して考えるためにも、カロリー制限を「カロリーリストリクション」と呼ぶことにしたい。

【「カロリーリストリクション」実践編】

低GI食品を選ぶ。

白米より玄米、うどんより蕎麦。

たくさんの色のものを食べる。

色数を増やそうとすると自然と野菜の摂取量が増え、低GIな食事になっていく。

食事を楽しむ。

カロリーを通常の70%に制限することがプレッシャーなら80%でも90%でもかまわない、その分運動すればいいだけのことである。

食欲を騙す(ティーズ・フードを利用する)。

ナッツ類、ブルーベリーやリンゴは適量ならカロリーが少なく低GIで、空腹時に食べてもあまり血糖値が急に上がることはない。

お酒は薬になる程度に。

お酒を飲むときは必ず水を用意してお酒の合間にたっぷり飲む。

日常的な「動き」を増やす。

エレベーターより階段、車より電車。じっとしている時間を減らし体を動かす努力をする。

アンチエイジング・ドックのすすめ。

カロリーリストリクションや運動法を軌道修正してより効果的なアンチエイジングを行うためにも、ぜひ一度試してみるといい。

2010年11 月22日

NO.40-1(メインコラム)脳のことを考える(PartⅡ)

今週のテーマは「脳のことを考える(PartⅡ)」。

先週の後編として「病後私が食について体感した“脳”の話」をお伝えします。

ところで皆さん。口から体内に摂取する物質のうち脳が中毒症状を起こすモノって何だと思いますか?

 

それは次の5つの快感要求指令です。

どれも生活習慣病に関わりが深いモノです。

アルコール(お酒)

ニコチン(タバコ、葉巻)

油脂(赤身より中トロ、ヒレ肉よりロース肉)

砂糖(スィーツは別腹)

濃い味付け(外食、中食、コンビニ弁当)

 

脳がこの5つの快感を覚えると、「もっと、もっと」と際限なく快感要求指令を出します。

つまり「生活習慣病にどう向き合うか」というテーマは、「快感を覚えてしまった脳にどう向き合うか」というテーマと同義なんです。

この脳の快感要求指令との戦い。

私が行き着いた結論は「脳を騙す」です。

 

では人体実験を通じた結果、私の脳に有効だった騙し手を紹介します。

 

【私の脳に有効だった騙し手】

病気の前の「脳の好物」   脳が好物と騙された代替品

アルコール:毎日焼酎かビールを2合   週2回、赤ワインをボトル1本

ニコチン: 1日3箱(ニコチンガムで失敗)   ドクターストップで中止

油脂: 中トロ、ロース、揚げ物が大好き   油がのった魚(肉は飲み会の時だけ)

砂糖: カステラ、メロンパンが大好き   和菓子、人工甘味料

濃い味付け: 濃い醤油味・ソース味が大好き⇒ 減塩醤油、からし、わさび、お酢

 

ここで1つ注意点があります。それは「加工品は危険がいっぱい」ということです。

脳を騙そうとして代替品を摂取していたつもりが、実は脳をどんどん中毒にさせています。

 

ちなみに先ほど買ってきたファミマの「ツナマヨおにぎり」の裏面の成分表は次の通りです。 塩飯、ツナフレーク和風マヨソース和え、海苔、食塩調味料(アミノ酸)、PH調整剤、グリシン、乳化剤、トレハロース、増粘多糖類、加工デンプン、香辛料抽出物酒精、カラメル色素、酸化防止剤、酵素。    

 

どうです快感要求指令がすべて混入されています。

企業の周到な戦略が透けて見えますね。

さて、私の人体実験の結論です。

脳は騙される!代替食品に気が付きません! 加工品は要注意!

 

皆さんも是非人体実験にトライしてみてください。

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Kimo脳は騙される!代替食品に気が付きません!

2010年11 月19日

NO.39-3(NO.39-1関連その2)脳のことを考える(PartⅠ)

今回(39-1のメインコラム)の関連資料としてご紹介するのは、「新 インナー・ゲーム」(W.T.ガルウェイ 著)です。

 

氏は著書の中で「明らかなことに、人は、自分と自身を、明確に区別し、2つの存在として認めている。そうでなければ会話は成立しない」と述べています。

 

この脳の中の会話。私は腑に落ちました。

 

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                          「新 インナー・ゲーム」(W.T.ガルウェイ 著)

 

☑あらゆるスポーツは、2つの要素から成り立っている。外側のアウター・ゲームと、内側のインナー・ゲームだ。アウター・ゲームは、相手と戦い、栄冠を勝ち取るゲームだ。インナー・ゲームは、プレーヤーの内側のスポーツだ。集中力の突然の途切れ、緊張、自信喪失、自己非難といった、内なる障害を克服するゲームのことだ。

 

☑明らかなことに、人は、自分と自身を、明確に区別し、2つの存在として認めているそうでなければ会話は成立しない。自分は、常に教える側であり、自身は、ものごとを実際に行う側である。自身が何かを実行すると、自分はそれについて採点もするのである。命令者たる自分をセルフ1と名づけ、実行者たる自身をセルフ2と名づけることにした。

 

☑セルフ1がセルフ2のやることを、まるで裁判にかけて、いい、悪いを裁定するような作業をやめれば、人はセルフ2の存在に気づき、その仕事ぶりを味わうことができる。この段階で「信頼」の関係が進展し、「自信」が芽生えてくる。セルフ2は素晴らしい賢さと、潜在能力の集積体である。生まれつき内在する内側の知性には驚かされるばかりだ。

 

☑頑張りすぎて力んだり、自身に命令しすぎるのは、セルフ1がセルフ2を信頼していないことに起因する。信頼するとは、自分の肉体にテニスをさせる、ということだ。ここでのキー・ワードは「LET(レット)」である。見守りながら、任せてやることだ。非常に単純だ。自身(セルフ2)に、そうするように頼み(ASK)、任せる(LET)んだ。

 

☑自分(セルフ1)が求める結果を、出来うる限り鮮明な視覚イメージにすることは、セルフ2への最も的確なコミュニケーション手段になる。プロを観察して見つけだした「ヒント」で、自身(セルフ2)が何が出来るかを探索させることだ。セルフ2に十分に実験させ、セルフ2が好む技術を自身で選択させてほしい。あくまでセルフ2を活動させることだ。判断しない、イメージを与える、自然に発生させる。

 

☑ストレスの最大の要因は、「愛着」という言葉で集約される。セルフ1のエゴは、自分が体験した範囲内での物や立場、人の考え方に強く頼ろうとする性癖がある。従って、何か変化が起きると、愛着を感じている自分の環境を失う不安に駆られ、自分が脅かされていると錯覚する。「何を失っても、自分自身は大丈夫である」ことを強く意識しなくてはならない。その為の最初のステップは、自分の内側には、生まれつき、自然の必要に迫って造られた「自分自身(SELF)が存在する」ことを知ることだろう。誰であれ、自分のセルフ2を改善する必要は、生まれて死ぬまで、一切ないのだ。なぜなら、セルフ2は初めからずばらしいのだ!