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2011年1 月31日

NO.49-1(メインコラム)視点を外す

今週のテーマは「視点を外す」です。

コーチングに来られるクライアントは、1つの視点(クライアントさんが作り上げた思い込み)に嵌(は)まって抜け出せない状態になっています。

クライアントが嵌(は)まり込んでいる視点を外すことが出来れば、クライアントは心身が楽になり前に進むエネルギーが湧いてきます。

そのためのアプローチの一つとして、

私が【過去検索キーワード】とネーミングしている俯瞰的アプローチを紹介します。

世の中で発生した出来事の内で、その出来事が発生した時、その時何をしていていたか?

私がその時を明確に思い出すことができる出来事を以下、時系列に列挙します。

1964年:東京オリンピック、1969年アポロ11号月面着陸、1970年:大阪万博、1972年:浅間山荘事件、1974年:長嶋選手引退試合、1976年:ロッキード事件、1985年:日航ジャンボ墜落、1989年:ベルリンの壁崩壊、1993年:ドーハの悲劇、1995年:阪神淡路大震災、2001年:9.11同時多発テロ、2002年:日韓共催ワールドカップ、2005年:郵政解散。

 

どうですか?皆さんにも幾つかあるはずです。

さて、クライアントさんが鮮明に憶えている出来事は何ですか? 

聞いてみましょう。

その頃、アナタは何をしていましたか?仕事は?

その頃のアナタの人生はどんな人生でしたか?家族は?配偶者は?

その頃、アナタはどんな未来を想像していましたか?

その頃、アナタはどんな目標を持っていましたか?

その頃、アナタは仕事の中で、家庭の中でうまくいったことはですか?

その頃、アナタはどんな難しい問題を抱えていてそれをどうやって乗り越えてきましたか?

 

クライアントさんは、どんどん内省を深めていきます。気付きが生まれるまで!!

 

では次は【未来検索キーワード】も使ってみましょう。

2012年:ロンドンオリンピック、2016年:リオディジャネイロオリンピック、2027年リニア新幹線名古屋開通、2045年リニア新幹線大阪開通、2055年:老年者(65歳以上)が日本の人口の40.5%・・・・・・・・。

 

聞いてみましょう。

その頃のアナタが今のアナタを見たら、どんな風に見えるのだろう?

その頃、アナタはどんな人になっていますか?

 

クライアントさんは、どんどん内省を深めていきます。気付きが生まれるまで!!

 

普段の日常会話の中でも【過去検索キーワード】、【未来検索キーワード】は使えます。

気楽に使ってみて下さい。

体験知が呼び覚まされれば視点は自然に外れます。

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Kimo     体験知を呼び覚ませ!!

2011年1 月28日

NO.48-3(NO.48-1関連その2)エクセルで感じる”自他一如”

今回(48-1のメインコラム)の関連資料としてご紹介するのは、「聖書88の言葉」(中村 芳子 著)です。

 

(コヘレトの言葉 3・11)

人は、永遠を思う心を持っている。あなたが永遠を思って行動する時、あなたが死んだ後も波は途切れず続いていく

 

我々の命。永遠に受け継がれてきたんですね。

 

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                                   「聖書88の言葉」(中村 芳子 著)

  

☑「あなたが存在するのは、ミッション・・・天から与えられた使命があるからだ」

わたし(創造主)は、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と王は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。

(エレミヤ書9・11)

 

☑「人は、永遠を思う心を持っている。あなたが永遠を思って行動する時、あなたが死んだ後も波は途切れず続いていく」

また、永遠を思う心を人に与えられる。

(コヘレトの言葉 3・11)

 

☑「願いがかなわない時の原因は2つある」

願ってもかなえられないのは、自分の楽しみのために使おうと、間違った動機で願いを求めるからです。

(ヤコブの手紙4・3)

 

☑「待っていなさい 必ず実現するから」

たとえ、遅くなっても、待っておれ。それは必ず来る、遅れることはない。

(ハバクク書2・3)

 

☑「いちばん大切なことをひとつだけ選ぶ」

主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである」

(ルカによる福音書10・41-42)

 

☑「求め続け、探し続け、叩き続ける。鍵は「続ける」こと。ほら、門が開き始める音が聞こえる」

そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。 門をたたきなさい、そうすれば、開かれる。

(ルカによる福音書11・9)

 

☑「心を傾けて聞こう 心を開いて見よう」

耳ある者は、聞け。

(黙示録13・9)

 

☑「しゃべりすぎない たっぷり聞いて、少し話す 怒りたくなったら深呼吸する」

だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。人の怒りは神の義を実現しないからです。

(ヤコブの手紙1・19-20)

 

☑「あなたは 生きているだけで 価値がある」

わたしの目にあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

(イザヤ書43・3)

 

2011年1 月26日

NO.48-2(NO.48-1関連その1)エクセルで感じる”自他一如”

今回「48-1(メインコラム)の関連その1」として、ご紹介するのは、【人生の先輩に聞く5つの問い】です。

 

インタビューさせていただいた馬場八重子さん(当時83歳)、

 

「一番大切なことは、人の役にたつこと」とおっしゃいました。

 

私はそこに“命の繋がり”を感じました。



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                                       【人生の先輩に聞く5つの問い】

 

 

(1)お会いした先輩のプロフィール

☑お名前 :馬場八重子さん(女性)

☑主な経歴:1925年3月20日生まれ、栃木県出身。2男1女の子育ての最中の1977年に夫とともに知的障害者のための作業所「大泉学園実習ホーム」を設立。1984年、ご主人が胃癌で死去後は、亡きご主人の遺志と二人の息子に支えられ、千葉県、栃木県、練馬区に10の福祉施設を開設し、現在もその運営に携わる。

☑83歳の現在も施設長として活躍されている馬場さんのエネルギーは、「障害者を支えて生きていくことが自分の天命」との“強い思い”と“無私な志”とから生み出されている、と感じました。

 

(2)お聞きした5つの問い

 

幸福をもたらした一番の要因は何ですか?

「幸福って存在するものでも求めるものでもない、幸福は感じ方の問題だと」、知的障害

者の人達のお世話を通して学ばせてもらいました。そういう意味で、一番の要因は、この

福祉の道に私を導いてくれた“主人の存在”と“お釈迦様の仏教観の支え”です。

 

 

後悔していることは何ですか?

私は、子どもを心豊かに育ててこなかった。食べることに精一杯で、貧乏で、必死で、心

がいつも殺伐としていた。子供達にお友達を呼んで「誕生日会」をしてやれることもなか

った。主人にもやさしくしておけばよかった、主人にも心やさしい言葉を掛けたことがな

かった。今ならいくらでも綺麗ごとで言えるけど、貧乏だって心豊かで笑顔を絶やさない

生き方が出来るんだって、もっと早く気付けばよかった。

 

 

ほんとうに大切なモノって何ですか?

心しかありません。口だけでいったってダメ。全部自分にある。

 

 

人生の転機になったことは何ですか?

40歳の時、主人に連れていかれた「知的障害者の大会」で、親の悲痛な叫び「この子を

残して私は死ねないんです!」「死ぬならこの子の一日あとで死にたいのです!」を聞く。

それを契機に「お役にたてることがあればしてみたい」と決心し、実の子ども3人に加え、

親のいない知的障害の子ども2名を我が家に迎え入れ、計5名の子どもを育てることに。

⑤もし今、あなたの目の前に40歳代の時のあなたがいたら、何をアドバイスしますか?

私は、無償の奉仕、ボランティアをして得るものが多かった。それは今、ようやく分かる。

40代の時はぼんやりとしか分からなかった。一番大切なことは、人のために役にたつこ

と。人間は、何か人の役に立って喜ばれた時が一番しあわせなんだって。

2011年1 月24日

NO.48-1(メインコラム)エクセルで感じる”自他一如”

今週のテーマは「エクセルで感じる“自他一如”」です。

「自他一如」とは、「自分と他人は一つ如し」という仏教の教えです。

「自分の命も他人の命も 繋がっていて同一である」ということです。

この“繋がっていて同一である”という感覚を 今回味わってみたいと思います。

 

まず紙と鉛筆を用意して一緒に作業お願いします。

 

初めに紙の一番下辺りに自分の存在を○印で書き記(しる)します。

その上に1世代前:父親と母親で○印で2個書き記して線で繋げます。

更にその上に2世代前:父親の父親と母親、母親父親と母親で○印で4個書き記し線で繋げます。

更にその上に3世代前:2つ前の世代と同様にして○印で8個書き記し線で繋げます。

 

そうなんです、世代が1つ上がる毎に、今ここにいる自分の存在に関わった人の数が倍バイに増えていきます。

 

ここから先は表計算ソフト「エクセル」を使いましょう。

10世代前の世代で今ここにいるアナタの存在に関わった人の数は1,024人

20世代前の世代で今ここにいるアナタの存在に関わった人の数は10,485,791人

30世代前の世代で今ここにいるアナタの存在に関わった人の数は1,073,741,824人

そうなんです、30世代遡るとアナタに関わった人は10億人を超えてしまうんです。

33世代遡ると今現在、地球上に生きている人の数を超えます。

 

私、アナタの命 今ここにあることがまさに奇跡です。

そして自分一人の命ではなく、何十億、何兆と無限に繋がってきた命です。

 

どうでしょうか?自他一如の感覚 味わえましたか?

 

最後に、私は酒が入ると草食系男子達に語ってしまう “中島みゆき”の 「命のリレー」の出だしの歌詞をご紹介します。

 

ごらん 夜空を星の線路がガラスの笛を吹いて 通過信号を出す

虫も獣も人も魚も透明なゴール目指す

次の宇宙へと繋(つな)ぐ

この一生だけでは辿り着けないとしても命のバトン掴んで 願いを引き継いでゆけ

この一生だけでは辿り着けないとしても命のバトン掴んで 願いを引き継いでゆけ

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Kimo命とは無限の繋がりが生み出した奇跡!!

2011年1 月21日

NO.47-3(NO.47-1関連その2)金沢にて(人口から見えるもの)

今回(47-1のメインコラム)の関連資料としてご紹介するのは、堺屋 太一著作「凄い時代 勝負は2011年」です。

 

堺屋氏は日本のチャンスの1つに「高齢化」を挙げています。

 

ご一読ください。

 

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                              「凄い時代 勝負は2011年」(堺屋 太一 著)

  

☑今日の日本の経済不況は、自由化・規制緩和のせいではない。この国の問題は、製造業を中心とした物財の面だけを自由化・規制緩和しながら、21世紀の成長分野である医療・介護・育児・教育・都市運営・農業などを完全な統制体制のままにしてきた「偽りの改革」にある。

国民はこのカラクリに気づきだした。官僚に対する信頼の低下と、公務員制度の改革を支持する投票結果がそれを表している。

 

☑戦後の日本にとって「外国」とは唯一アメリカだった。80年代まで、日本人は「強大なアメリカは稼がせてくれて当然」と考えていた。90年代に入ると、そのアメリカが日本に対して「対等」を主張しだした。日本の流通業の自由化を求め、農産物の輸入を要求しだした。投資や企業買収の自由化も求めだした。それを「第二の黒船」と呼んだ論者がいる。

日本が「第二の鎖国」状態だったからこそ「第二の黒船」が来たのだ。

 

☑今回の大不況は、日本を巡る国際金融をも決定的に変えた。アメリカと並んで、中国が「第二の外国」として台頭してきたのだ。日本の歴史上珍しく「二つの外国」を持つことになった。つまり、国際社会が迫ってきたのである。

これを乗り切る道は「嫌々の開国」ではなく、好んでグローバル化を進める精神状態になることだ。

 

☑これからの三年間は「凄い時代」だ。古い規律と価値基準を持つ人々には「厭な世の中」、新しい発想と勇気を持つ者には「おもしろい時代」だ。未来の繁栄と栄光を決定する勝負時は二年後、やがて来る「二番底」から回復する2011年頃になるだろう。

それは恰(あたか)も、電車の乗り換えに似ている。新しい車輛に乗客が殺到して座席を競う。今まで座席に座っていた者でも取りはぐれて立ちん坊になることもあれば、戸口にぶら下がっていた者が一等席に座ることもある。

 

☑歴史的なこの瞬間に、日本には二つのチャンスがある。

一つは不況そのもの、諸外国を上回る落ち込みである。不況とはヒトとモノと土地が余る現象である。不況の深さは、より安価に、よりよいヒトとモノと土地を利用する好機を生む。モノが下がりヒトが余り土地が空く今こそ、新しい起業の好機、新産業の成長のチャンスである。日本が、ここ三年のうちに「明治維新」的改革に踏み切れば、21世紀にもこの国は世界経済の主要プレイヤーとして活躍できるだろう。

もう一つの日本のチャンス、それは高齢化である。日本の高齢者は世界一健康年齢が長く、勤労意欲も強い。新しい社会状況に応じた年齢感の見直しができれば、有能有志の労働力となるはずである。もちろん、高齢者は多様だ。

こうした人材を使いこなすためには、それを対象とした対人技術(ヒューマン・ウェア)の開発が急がれる。日本の企業には帰属意識の乏しい人々を扱う技術が乏しい。