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2011年8 月 3日

NO.74-2(NO.74-1関連その1)”メラビアンの法則”を超えて

今回、「74-1(メインコラム)の関連その1」の参考資料としてご紹介するのは、

福沢諭吉の 「学問のすゝめ」です。

 

福沢は言います。

第一に、「ことば」の効果的な使い方を学ばねばならない。

第二に、顔かたちを明るくし、人と会ったとき、人から嫌われないようにせよ。

と。

 

私は、「言語情報、聴覚情報、視覚情報 一致の大切さ」にも通じると思いました。 

 

Line

                      「学問のすゝめ」(福澤 諭吉 著)

 

☑独立の精神なき者は、つねに他人をあてにする。他人をあてにする者は、必ず他人の態度を気にする。他人を気にする者は、必ず他人にお世辞を使う。こうして、つねに相手を気にし、ゴマをする者は、いつかそれが習性となり、言いたいことも言えず、人に会えばただ腰を曲げて下手に出るだけだ。「習い性となる」とはこのことだ。

 

☑一身の衣食住が確立すれば、それで満足するというのなら、人の一生はただ生まれて死ぬだけのことになる。彼が死ぬときの状況は、生まれたときの状況と変わりがない。西洋の人が言っている。「世の人みなが、自分のことのみに満足し、小さな安楽にとどまっているなら、こんにちの世界は、天地のはじめの時代と異なることがないだろう」と。そのとおりだ。

 

☑人間の見識・品行は、高遠な理論を語ること、あるいは見聞を広くすることだけで高潔になるものではない。では、見識を高くし、それが行動に反映するには、どうすればよいか、その秘訣は、物事の状況を比較して考えて、より高い段階をめざし、けっして自己満足しないことに尽きる。

 

☑十人・百人の人間が見て、この人は頼もしい人だ、しっかりした人だと信頼され、当てにされ、期待される人物を、人望がある人間と言う。人間社会において、ふだんから他人に当てにされるようでなくては、とうてい物事を成就することなどできない。人望とは、人の力量だけで得られるものでもないし、財産が豊かだからと言って集まるものでもない。それは、その人の「才能と智恵の働き」と、「正直な心」つまり「誠実さ」によって、徐々に得られるものなのである。栄誉・人望は、あえて望むべきなのか。然り、努力して求めるべきである。そう私は思っている。そのときこそ、自分の立場をはっきり自覚し、自分にてきした評価を求めるべきであろう。

 

☑一身に備わった自分の性格、実質的な実力を充分に発揮し、社会に貢献するにはどうしたらよいか、それには三つの条件がある。

第一に、「ことば」の効果的な使い方を学ばねばならない。ことばは、なるべく流暢でいきいきとしているのがよい。演説者のしゃべりかたを学ぶことが必要である。

第二に、顔かたちを明るくし、人と会ったとき、人から嫌われないようにせよ。無口・無表情をよしとする、日本人の古い習慣は大きな誤りと言うべきだろう。今日からでもこの働きを重視して、基本的なモラルの一つに加えてほしいと思う。

第三に、旧友を忘れず、新しい友を求めよう。交際を広くする要点は、心の働きを活発にし、多芸、多能を心がけ、多方面の人と接することにある。

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