メイン

2012年2 月29日

NO.97-2(NO.97-1関連その1)実践!行動マーケティング学

今回、「97-1(メインコラム)の関連その1」としてご紹介するのは、元芸能人 島田紳助氏の著書「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」です。

 

私は島田氏を「行動マーケティング学の実践者」として注目していました。

 

島田氏は、著書の中で 「お金以上の満足をお客さんに与えられる店しか生き残れないと」と述べています。

 

まさに「お客様満足の法則」です。

Line


「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」(島田 紳助 著)

僕はタレントとしての成功が偶然でないことを証明するために、そして、現在のアイデアが世間に通用するかを実験するためにビジネスをしている。金儲けが目的でないから常に冷静沈着で、判断が鈍ったり目が狂うこともない。


どんな仕事であろうとも、人間のする仕事には、創意工夫の才能が重要な役割を果たす。そういう能力を引き出すためには、従業員にとって、そこで働くことが本当の意味で自分のためになるという環境を作ることが欠かせない。人は自分の幸せのために働いているとき、肉体的にも精神的にもいちばん力を発揮できる。


タレントさんのやる店は、開店から何年かでつぶれてしまうのか。オープンしたときは、華々しく、店の外には長蛇の列ができたりするのだが、1年も2年もしないうちにことごとく消えてしまう店がどれほど多いことか。なぜかというと、宣伝は諸刃の剣だからだ。単純な話、もしその店が美味しくなかったら、悪評はあっという間に広まる。その店で味わえる満足感がそのお金に見合ったものかどうかは、みんな無意識のうちに計算している。つまり、お金以上の満足をお客さんに与えられる店しか生き残れないと僕は思うのだ。


ビジネスの相棒として、素人と経験者とどっちか選べと言われたら、僕は間違いなく素人を取る。理由は明解。素人は常識にとらわれないからだ。「プロやったらみんなこうすると思うんですけど」「そんなことしたら同業者に笑われまっせ」表現は違うけれど、言いたいことはみな同じ。今の世の中、商売で成功している人なんてほんの一握りなのだ。そんな同業者やプロの集まった失敗だらけの業界の常識がなんぼのもんや。僕に言わせれば、そんな常識はみんな失敗するための常識だ。


人はみんな、自分の幸せのために生きている。その自分の幸せのために頑張るとき、人はいちばん力を発揮する。だから後輩や弟子に、新しいビジネスをさせるときでも、そのビジネスの成長が直接彼ら自身の夢や将来につながるようなシステムを考えるわけだ。


やろうと決めたらまずスタートすることだ。ただし、実際の行動に移すのはまだ先だ。スタートしたら、まず徹底的にリサーチをする。成功するには何が必要かを考えるのだ。こうすれば成功するとはっきり確信が持てたら、そこで初めて開業の準備に入る。ただし、何かをやりたいという自分の気持ちに振り回されないように。たとえば喫茶店をやりたいという気持ちが強すぎると、自分の用意できるお金と場所でやろうということになる。自分の都合でやるということだから、それではお客さんのニーズに合う可能性が低くなってしまう。失敗の可能性は高くなるということだ。

 

2012年2 月27日

NO.97-1(メインコラム)実践!行動マーケティング学

今週のテーマは「実践!行動マーケティング学」です。

マーケティングは毎年 新しい理論がアメリカから輸入されます。

その裏でひっそりと “これまでありがたがって信じていた理論” がすたれ忘れ去られていきます。

「新しい理論を日本に輸入・紹介するコンサルタント会社にフィーを払って、その理論を導入した会社がその恩恵でハッピーになった」という話を私は聞きません。

 

ではマーケティング理論の中で「一般法則により近く実効性のある理論」は無いのでしょうか?

私は数あるマーケティング理論の中で 一般法則により近く実効性のある理論が少なくとも2つあると考えます。

そのうちの1つが「お客様満足の法則」です。

それは次の式で表されます。

お客様が感じる価値-お客様の事前期待値=お客様満足

 

極めてシンプルな法則です。 「飲食店でランチを食べるシーン」で考えてみます。

(1) 普段2000円のランチは高いと感じますが、食べてみて事前に想像していた 味、ボリューム感、手間、作り手の心意気、が良い意味で裏切られ このランチは4000円の価値がある、と感じられたら凄く得した気持ちになります。

(2)その一方 500円ランチはリーゾナブルと感じますが、食べてみて事前の想像していたレベルが裏切られ このランチは300円の価値しかない、と感じられたら凄く損した気持ちになります。

 

ではこの「お客様満足の法則」を(1)のケースで体感できるお店 私的トップ10 をご紹介します。

ぜひお試しください。

 

① ステーキふじ(洋食):板橋区徳丸1-1-20

② 丸一(とんかつ):大田区大森北1-7-2

③ 七舟(刺身定食):目黒区上目黒2-6-9

④ 海員閣(中華):横浜市中区山下町147

⑤ レストランボンジョリーナ(イタリアン):池ノ下、高円寺、三鷹台

⑥ とり亀(やきとり):杉並区久我山3-27-2

⑦ 味美食堂(さかな):横須賀市走水2-867

⑧ ローリエ(洋食):横須賀市長井3-45-2

⑨ じじ&ばば(洋食居酒屋):中央区日本橋2-2-15

⑩ 吉田家(そば):品川区東大井2-15-13

 

以上 実践!行動マーケティング学でした。

 

Line

Kimo

 

お客様が感じる価値-お客様の事前期待値=お客様満足

2012年2 月24日

NO.96-3(NO.96-1関連その2)人生感意気 功名誰復論

今回(96-1のメインコラム)の関連資料としてご紹介するのは、「アラン 幸福論」(NHKテレビテキスト 合田 正人 著)です。

アランは言います。 『あなたが上機嫌でありますように。これこそ交換し合うべきものである。これこそみんなを、まずは贈る人を豊かにする礼節である。これこそ交換することで増えていく宝である。』と。

 

この宝に“人は意気を感じる”のだと思います。

Line

「アラン 幸福論」NHKテレビテキスト 合田 正人 著)

(第1回)人は誰でも幸福になれる

■幸福の秘訣のひとつ、それは自分の不機嫌に対して無関心でいることだと思う。相手にしないでいれば、不機嫌などというものは、犬が犬小屋に戻っていくように動物的な生へと舞い戻っていく。

■大げさに考えないで、ものごとをあるがままに見てみよう。実際、幸福であったり不幸であったりする理由はたいしたことではない。いっさいは私たちの肉体とその動きにかかっているのだから。

(第2回)人生の主役になれ

■悲観主義は感情で、楽観主義は意志の力による。

■幸福になりたいと思ったら、そのために努力しなければならない。無関心な傍観者の態度を決め込んで、ただ扉を開いて幸福が入るようにしているだけでは、入ってくるのは悲しみでしかない。

■困難はいつもある。仕事を規則正しくすること、そして困難を、さらなる困難を乗り越えること、これがおそらく幸福の公式である。

■山頂まで登山電車できた人は登山家と同じ太陽を見ることはできない。

(第3回)ダンスのように人とつきあう

自分のことを考えるな。遠くを見よ。

あなたが上機嫌でありますように。これこそ交換し合うべきものである。これこそみんなを、まずは贈る人を豊かにする礼節である。これこそ交換することで増えていく宝である。

■人とのつながりは、そのときの天気や風向きによって快適だったりそうでなかったりするような木陰のようなものではない。それどころか魔法使いが雨を降らせたり、天気にしたりする、奇跡の場所である。

(第4回)幸福になることは義務である

■結局のところ、上機嫌など存在しないのだ。気分というのは、正確に言えば、いつも悪いものなのだ。だから、幸福とはすべて、意志と統御によるものなのである。

■負けることはありうる。乗り越えることのできない出来事や、ストア派の見習いなどの手に負えない不幸がきっとある。しかし力いっぱい戦ったあとでなければ負けたと言うな。これはおそらくもっとも明白な義務である。幸福になろうと欲しなければ絶対幸福にはなれない。これは、何にもまして明白なことだと、私は思う。したがって、自分の幸福を欲し、自分の幸福をつくりださねばならない。

■自分一人で強く幸福になる者は、したがって、他の人たちによってさらに幸福で強くなるであろう。たしかに幸福な人たちはよい取引を、よい交換をするだろう。人に幸福を与えるためには自分自身のうちに幸福をもっていなければならない。

 

2012年2 月22日

NO.96-2(NO.96-1関連その1)人生感意気 功名誰復論

今回「96-1(メインコラム)の関連その1」として、ご紹介するのは、「心に響く小さな5つの物語」(藤尾 秀昭 文)です。

 

5つの物語の中で私が一番心に響いた物語をご紹介します。

 

“人生意気に感ず” を 私 しみじみ味わいました。

Line

「心に響く小さな5つの物語」(藤尾 秀昭 文)

その先生が五年生の担任になった時、一人、服装が不潔でだらしなく、どうしても好きになれない少年がいた。

中間記録に先生は少年の悪いところばかりを記入するようになっていた。

ある時、少年の一年生からの記録が目に止まった。

「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。勉強もよくでき、将来が楽しみ」とある。

間違いだ。他の子の記録に違いない。先生はそう思った。

二年生になると「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」と書かれていた。

三年生では「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする」

三年生の後半の記録には「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」とあり、

四年生になると「父は生きる意欲を失いアルコール依存症となり子どもに暴力をふるう」

先生の胸に激しい痛みが走った。

だめだと決めつめていた子が突然、深い悲しみを生き抜いている生身の人間として自分の前に立ち現れてきたのだ。

先生にとっては目を開かれた瞬間であった。

放課後、先生は少年に声をかけた。「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない? わからないところは教えてあげるから」

少年は初めて笑顔を見せた。

それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。

授業で少年が初めて手をあげた時、先生に大きな喜びがわき起こった。

少年は自信を持ち始めていた。

クリスマスの午後だった。

少年が小さな包みを先生の胸に押しつけてきた。あとで開けてみると、香水の瓶(びん)だった。亡くなったお母さんが使っていたものに違いない。

先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。

雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は、気がつくと飛んできて、先生の胸に顔を埋(うず)めて叫んだ。「ああ、お母さんの匂い! きょうはすてきなクリスマスだ」

六年生では先生は少年の担任ではなくなった。

卒業の時、先生に少年から一枚のカードが届いた。

「先生は僕のお母さんのようです。そして、いままで出会った中で一番すばらしい先生でした」  

それから六年。またカードが届いた。

「明日は高校の卒業式です。僕は五年生で先生に担任をしてもらって、とても幸せでした。おかげで奨学金をもらって医学部に進学することができます」

十年を経て、またカードがきた。

そこには先生と出会えたことへの感謝と父親に叩(たた)かれた経験があるから患者の痛みがわかる医者になれると記(しる)され、こう締(し)めくくられていた。

「僕はよく五年生の時の先生を思い出します。あのままだめになってしまう僕を救ってくださった先生を、神様のように感じます。大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、五年生の時に担任してくださった先生です」

そして一年。

届いたカードは結婚式の招待状だった。

「母の席に座ってください」

と一行、書き添えられていた。

以上、『到知』連載にご登場の鈴木秀子先生に教わった話である。

2012年2 月20日

NO.96-1(メインコラム)人生感意気 功名誰復論

今週のテーマは「人生感意気 功名誰復論」です。
この10文字は、
唐の「貞観の治」を支えた※魏徴(ぎちょう)が出征に際して己の思いを詩「述懐」の中で表した言葉です。
※魏徴は文才豊かで真に意気を感じ合える相手に対して命がけで仕えた名臣と知られた人物です。
日本語では、
人生意気に感ず(じんせい いきにかんず)
功名誰れか復た論ぜん(こうみょう たれかまたろんぜん)
となります。
“人生意気に感ず!”
私流の解釈でこの言葉を表現すると、
人生とは、 どれだけ意気に感じるか(感じたか)。それが人生の全て。」と。
私は 人生を そういうもの だと考えた末、「活力循環」のモデルに行きつきました。
ここでもう一つ、「活力循環」のモデルに影響を与えた言葉を紹介させて頂きます。
これは、昔 人生とは何か?との私の問いに対して、
私の先輩(トヨタ時代の)が応じてくれたメール(全文そのまま)です。
【先輩からの返事】
『身の回りに起きる現象を、どう前向きに捉えて行動するか・・・・・
これで人生、楽しくなるか、つまらなくなるか・・・・。
簡単に言えば そういうことですよ! きっと。
楽しくても つまらなくても、いつかは「お迎え」が来ます。
せっかく命をもらったのですから、楽しいが良いに決まってますよね(笑)。』
以上です。
では最後に2つの話を“まとめ”ます
『人生とは、捉え方、感じ方で変わるもの。
ならば一回しかない人生。
身の回りに起きる現象を、前向きに捉え それを意気に感じて行動する方が良いよね。』。
意気に感じて行動する!
Line
Kimo