メイン

2012年9 月28日

NO.123-3(NO.123-1関連その2)78万人

今回(123-1のメインコラム)の関連資料としてご紹介するのは、「世界で稼ぐ人 中国に使われる人 日本でくすぶる人」(キャメル・ヤマモト 著)です。

 

日本人よ、全球人(中国語で「グローバル化」を意味)を目指せ!とのメッセージです。

 

「世界で稼ぐ人 中国に使われる人 日本でくすぶる人」(キャメル・ヤマモト 著)

 

☑グローバル競争の中で、今まで以上に「稼ぐ人」、安さで勝負できる「安い人」、居場所がなくなる「余る人」に分れ始めている。 ・稼ぐ人→世界をまたにかけて活躍する「全球人」(中国語で「グローバル化」を意味) ・安い人→ローコストで生きることができる「現地人」 ・余る人→日本国内にとどまる内向きの「内国人」

 

☑このグローバル競争において、日本人が全球人(グローバル人材)となって勝ち残るには、従来から苦手とされる3つの力、「語学力を含めた外交力」「世界で通用する専門性」「世界の人を動かすリーダーシップ」を磨いていくことが必須である。

 

☑専門性とは何か?「職能的な専門性」「事業的な専門性」「地域的な専門性」という3つの切れ目で線をいれて考えてみよう。 第一の「職能的な専門性」とは、「研究」「開発」「調達・物流」「製造」「マーケティング」「営業」「財務」「経営企画(戦略)」「人事」「IT」「法務」「広報・IR」などの専門性である。 第二は、「事業についての専門性」である。業界や市場・顧客や競合についての知識や、担当する事業のバリューチェーンや成功要因や強み・弱み・機会・脅威についての知識や洞察が、事業の専門性である。 第三は、「地域についての専門性」である。たとえば、中近東の専門家や中国の専門家という場合、その地域における自社の事業にかかわる知識はもちろんのこと、その地域の歴史や文化・経済・社会状況など幅広い知識も含む。

 

☑「現地人」は、どこか特定の国で活躍できる人だから、それを梃子にして、より広い範囲で通用する力を磨けば、国を超えた地域で活躍できるリージョン人材や、世界で活躍する「全球人」に育つ可能性をもつ。特に、新興国で長期滞在する覚悟で海外にでていき、そこでしっかり成果をだして現地人としての経験を積みつつ、全球人になるというのがごく自然なモデルになるだろう。その際の鍵は外交力と専門性とリーダーシップを高めること。

 

☑「内国人」も、匠人材の場合は、日本にいながらにして「全球人」となる可能性をもつ。その会社の何か重要な価値を生み出す上で、不可欠であり、かつ、その人の技、匠が、余人にもって代えがたい、ことが条件である。

2012年9 月26日

NO.123-2(NO.123-1関連その1)78万人

今回「123-1(メインコラム)の関連その1」として、ご紹介するのは、「2022・・・これから10年、活躍できる人の条件」(神田 昌典 著)です。

 

著者は「父から子への、三つのキャリア・アドバイス」の中で、「まず海外留学しろ」と述べています。

 

「2022・・・これから10年、活躍できる人の条件」(神田 昌典 著)

 

☑父から子への、三つのキャリア・アドバイス

実際問題、キミがやるべきことは三つ。この三つは、世の中がどんなになろうとも、必ず宝に変わる。だから、つべこべ言わずにやれ。

 

まず海外留学。まず英語、そして中国語。私が高校生だったら、日本の大学に入学した後、夏休みの間はハーバード大学のサマースクールに通う。円高を考えれば、高い学費じゃない。それから北京大学のキャンパスへも、語学講座を探して、通うだろう。敷居が高いように思えるが、短期なら誰でも行ける。理由は、英語と中国語・・・二カ国語に抵抗をなくしておくためだ。しかも履歴書に書けるという特典つきだ。外国語を集中して学べるのは、20代までだ。この時期を逃したら、ほかに学ばなくちゃならないことがたくさん出てくる。英語を勉強しなかったことを、一生、後悔するだろう。

 

二つ目は、ボランティア体験だ。まずは、被災地に足を運べ。君が被災地に行ったところで、何も変わらない。だが、君は大きく変わる。日常が大きく欠落したとき、はじめて自分を見つめ直すことができる。欠落の中で、自分が世界で埋めるものは何かに気づかされる。そこは、日本でありながら、世界のリーダーたちを集める求心力に満ちている。例を挙げよう。イギリス人学生が、被災地の復興ボランティアツアーを企画した。彼は日本酒が好きだから、ほかの酒好きの学生に声をかけた。すると、それが他大学に飛び火。三人が参加した。ツイッターでも声をかけた。するとロンドン在住の、アジアからの留学生が四人、日本の大学生、さらにはニューヨークの酒専門コンサルタント、ロスアンジェルスのプロジェクトマネージャーが参加。総勢15名が集まり、被災地の酒蔵復活のために、熱気に満ちた議論をした。そして、彼らの出した結論は、酒蔵復活のために、自分たちが世界で、その酒蔵をマーケティングする。そして復興の象徴として、世界市場に向けて新しい酒ブランドを3年後に立ち上げる。全部、無報酬の仕事だけれど、モチベーションは天井知らず。ボランティアは、新しい世界の扉を開くパワースポットだ。

 

三つ目は、優秀な人材が集まる場所の空気を吸え。優秀な人がいそうな場所に近づけ。東京サミットが開催された年のこと。私の仕事は、取材記者たちに「一歩さがってくださ-い」と叫ぶだけだ。しかしこのときに遠目に見ることができたのは、レーガン大統領、サッチャー首相、中曽根総理大臣、安倍外務大臣、昭和天皇、さらにオーラの持ち主は誰だと思ったら、そこにソニー創業者の盛田昭夫氏がいた。彼らの姿は、いまも脳内に焼きついている。それが大きくキミのセルフイメージを引き上げる。セルフイメージが未来のキミを創るのだ。そしてできれば、これから国を支えるような産業分野・・・医療、介護、健康、食糧、環境、エネルギー、バイオ、ロボット等の会社に関われ。

 

この三つは、異なるように見えて、結局、同じことを言っている。日本人は世界のリーダーだ。それを自覚せよ、ということだ。こじんまりと、まとまるな。つべこべ言わずに、世界に出ていきやがれ。それが、これから10年、キミが活躍するための条件だ。

2012年9 月24日

NO.123-1(メインコラム)78万人

今週のテーマは「78万人」です。

78万人というこの数字は何か?

この数字は現在海外で3カ月以上長期滞在している(除く永住者)日本人の数です。

一位はアメリカの24万人、二位は中国の14万人で、この2ヵ国で全体の半分を占めています。

「国外で暮らす」という選択肢。

島国に暮す日本においては200年前の“交通革命”以後に生まれたものです。

生き方の選択肢を広げる可能性を持つ“交通革命”について調べてみました。

 

■1965年から1966年に、TBS系で放送されたSFアニメ「スーパージェッター」は、当時の子供たちが夢中になって見たテレビ番組でした。 30世紀の未来からやってきた少年スーパージェッターが愛用する空飛ぶ車型マシーン(流星号)15は最高速度がマッハ15(音速の15倍)のスピードで移動することが出来る。 そんな世界から来た少年の活躍に私も含め当時小学校の男子生徒たちは興奮しました。

 

では逆に200年前遡って交通革命の歴史を覗いてみましょう。

【200年前】 1804年にトレビックが蒸気機関車を発明し、 続く1807年にフルトンが蒸気船を実用化しました。 これが後の世に“交通革命”と言われるセンセーショナルな出来事です。 この交通革命によって、日本も近代化の夜明けがスタートします。 1860年、浦賀を出発した咸臨丸は、僅か35日でサンフランシスコに到着しました。 これは革命的な技術進歩です。

 

【100年前~現在】 1903年にライト兄弟が有人動力飛行に成功。 これはまさに“第二次交通革命”と言っても過言ではないと思います。 その後ジェットエンジンの発明により、航続距離、スピードも伸び、ライト兄弟以後100年の現代では、 出発便 成田⇒サンフランシスコ 9時間30分~10時間20分 帰国便 サンフランシスコ⇒ 10時間40分~12時間 僅か10時間~12時間で移動が可能になりました。

 

【〇〇年後】 “第三次交通革命”はいつごろ起こるのでしょうか?

ちなみに東京⇔サンフランシスコ間の距離は 8280km。

1マッハは(音速)は、1225km/h 

15マッハ(音速)は、18375km/h です。

マッハ15の流星号なら東京⇔サンフランシスコ間は 僅か数十分で移動が可能になります。

 

近い将来、「世界との国との言葉の壁」に加えて「世界の国との距離の壁」が無くなり、日本人の生き方の選択肢が飛躍的に広がる可能性があります。  

2000年以降に生まれた子供たちが生きる世界は、今の常識が通用しない世界です。

2012年9 月21日

NO.122-3(NO.122-1関連その2)宇宙に衝撃を与えたい

今回、(122-1のメインコラム)の関連資料としてご紹介するのは、「ジャック・ウエルチの 私なら、こうする!」(J・ウエルチ 著)です。

 

ジャック・ウエルチは「会社を変えるには勇気がいる。」「でもあきらめちゃいけない。」と説いています。

 

「ジャック・ウエルチの 私なら、こうする!」(J・ウエルチ 著)

 

☑リーダーは先天的か、それとも後天的か。 経験によれば、リーダーシップの最初の基本特質はポジティブなエネルギーだ。第二はエナジャイズ、まわりの人にエネルギーを吹きこむ能力。第三はエッジ、つまり決断力だ。第四は実行能力だ。最後の第五はパッション、情熱だ。もうおわかりかもしれないが、ポジティブなエネルギー、そして周囲の人にエネルギーを吹きこむ能力は、基本的にはパーソナリティの問題だ。同様に情熱も天性のものだと思う。だが、決断力と実行能力は別物だ。なぜなら決断力も実行能力もかなりの部分、自信によってもたらされるからだ。

 

☑初めてリーダーになった人へ。 リーダーになるということは、すべてが変化するということだ。リーダーになるまえ、成功とは、自分自身を成長させることだった。あなたが達成したこと。あなたの業績・・。リーダーになると他人を成長させることになる。あなたの下で働く人たちをそれまで以上に賢く、大きく、大胆にさせることだ。あらゆる機会をとらえてフィードバックを与えること、人事考課面談だけではなく、会議のあとプレゼンのあと顧客訪問のあとに彼らがどうだったか話してあげることだ。何をしたのがよかったのか、どうすれば改善できるのか、素直にストレートに接すること。それが有能なリーダーに共通する特質の一つでもある。

 

☑会社を変えるには勇気がいる。 たとえあなたの計画が「出る杭」とみなされるような会社で働いているとしても、あきらめちゃいけない。もっと賢く動けばいい。あなたが変化をもたらそうとしている理由が誰の目にも明らかになるようにすること。上司に何をめざしているのか報告を怠らないこと。あなたの部下に対してはもっとマメに、何を目標としているのか話すこと。そして最後に、常に信念を失わないこと。変化に抵抗する人は必ずいる。だが、結果が見えてくれば、あなたの新しいアプローチが正しいことを立証してくれる・・・・はっきりと。

 

☑自分より優秀な部下。 「自分より優秀な」社員のせいであなたが劣って見えて、昇進が遅れるのではないかと不安に思うのは、人間なら自然な気持ちだ。だが、現実には正反対のことが起こると思っていい。その理由は、リーダーは個人の業績のいかんで判断されないからだ。リーダーが判断されるのは、社員を採用し、一人ひとりの社員、チーム全体をコーチングし、やる気を起こさせるかどうかだ。それらはすべて結果に現れる。自分よりも有能だと思う部下をいったいどうやって評価すればいいのだ? 彼らが改善すべき点は何かに注意を向けることだ。あなたのコーチングは大いに役立つことだろう。そう考えれば、自分より優秀な人たちを管理するのは、他の並みの社員を管理するのとなんら変わりがないだろう。

2012年9 月19日

NO.122-2(NO.122-1関連その1)宇宙に衝撃を与えたい

今回「122-1(メインコラム)の関連その1」として、ご紹介するのは、「スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション」(カーマイン・ガロ 著)です。

 

ジョブズは、ビジョンは「宇宙に衝撃を与える」ものが必要だと考えていました。

 

「スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション」(カーマイン・ガロ 著)

 

■「ジョブズならどうするだろうか?」。ビジネスや人生についてジョブズが指針としている7つの法則を使うと、いやでも今までと違う考え方をするようになるはずだ。

 

法則1:「大好きなことをする」 スティーブ・ジョブズは、心の声に従ってきたし、それがよかったのだと言う。

 

法則2:「宇宙に衝撃を与える」 ジョブズは、自分と考え方が似ていて自分のビジョンに賛同する人々、世界を変えるイノベーションへと自分のアイデアを変えてくれる人々を惹きつける。アップルのロケットは情熱が燃料、ジョブズのビジョンが目的地だ。

 

法則3:「頭に活を入れる」 創造性がなければイノベーションは生まれないが、スティーブ・ジョブズにとって創造性とはさまざまな物事をつなぐことを意味する。幅広く体験すれば人間の体験を深く理解できるようになると信じているのだ。

 

法則4:「製品を売るな。夢を売れ」 アップル製品を買う人々をジョブズは「顧客」だと見ない。夢や希望を持つ人々だと見る。そして、その夢の実現を助ける製品をつくるのだ。

 

法則5:「1000ものことにノーと言う」 洗練を突きつめると簡潔になるとジョブズは言う。iPodからiPhoneのデザインまで、製品のパッケージからウェブサイトの機能まで、そのイノベーションは、不要なものを取り除き、必要なものの声が聞こえるようにすることである。

 

法則6:「めちゃくちゃすごい体験をつくる」 アップルストアは、顧客サービスとはこういうものだという基準になった。アップルストアを世界最高の小売店としたシンプルなイノベーションは他の分野にも応用可能で、どのような事業でも顧客と”心からのつながり”を長期的に結ぶことができる。

 

法則7:「メッセージの名人になる」 ジョブズは傑出した語り部で、企業の製品発表を芸術の域にまで高めた人物だ。世界一のイノベーションを思いついても、まわりの人を巻き込めなければ意味がない。

 

■「シンク・ディファレント」する個人やブランドの例を紹介する。

キャリア:(法則1:「大好きなことをする」)

ビジョン:(法則2:「宇宙に衝撃を与える」)

考え方:(法則3:「頭に活を入れる」)

顧客:(法則4:「製品を売るな。夢を売れ」)

デザイン:(法則5:「1000ものことにノーと言う」)

体験:(法則6:「めちゃくちゃすごい体験をつくる」)

ストーリー:(法則7:「メッセージの名人になる」)