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2018年1 月 5日

NO.219-1(メインコラム)あれから40年

今回のテーマは「あれから40年」です。

「あれから40年」と聞くと「綾小路きみまろ」さんのあの中高年向けネタ

を思い浮かべる方が多いと思います。

例えば、

 ■遠い昔 私はあなたに言った 

「三歩 下がって ついていきます」

あれから40年

「早く歩きなさいよ もたもたして 先に行くからね!」

■遠い昔  私は あなたに言った

「私の瞳を見て あなたしか写ってないわ」

あれから40年

「なんで じろじろ見るのよ 気持ち悪い」

 

このネタが受ける理由として

コンテンツが秀逸なのは勿論のことですが、

60代、70代、80代の中高年の方々にとって

40年という経過年数もポイントのように思います。

 

30年前ではやや近い、

50年前では遠すぎる、

40年前は

60代にとって20代

70代にとって30代

80代にとって40代

長いようで短く感じられ「あのころの私」と「今の私」を対比し易い

ちょうど良い経過年数なのだと思います。

 

奥の深い計算された仕掛けに感服してしまいます。

 

私はこの「綾小路きみまろ」さんの「あれから40年」をヒントに、 

数年前から70代、80代の人生の先輩に対して、

もし今、あなたの目の前に40歳代の時のあなたがいたら、何をアドバイスしますか?

という質問をしてきました。

 

紙面の都合で全ての方のコメントを紹介出来ないのが残念ですが、

今回その一部を紹介させて頂きます。

 

ご自分でも、

「もし今、目の前に20代30代40代の時の自分がいたら、かつての自分に対して

今の自分は何をアドバイスするだろうか?」を

イメージしながらお読みいだだければ幸いです。

 

もし今、あなたの目の前に40歳代の時のあなたがいたら、何をアドバイスしますか?

■中野さん

(男性 当時76歳 元エンジニア→現在はコンサルタント)

「40歳代だから、まだ“おこがましい”などと思わず、

もっと自分の気持に素直になり、

自由に自分の意見をどんどん出して周りに貢献しろよ」

とアドバイスしてやりたい。

そして人生90歳と仮定して、自分にあと50年近くあると考えるとすると、

「自分の支援者・後継者を育てる努力をして欲しい。

その人達と一緒に生きていけない自分一人のための人生だとしたら、

この後の50年は惨めだぞ」と言ってやりたい。

 

もし今、あなたの目の前に40歳代の時のあなたがいたら、何をアドバイスしますか?

■馬場さん

(女性 当時83歳 元主婦→現在は介護施設経営者)

私は、無償の奉仕、ボランティアをして得るものが多かった。

それは今、ようやく分かる。

40代の時はぼんやりとしか分からなかった。

一番大切なことは、人のために役にたつこと。

人間は、何か人の役に立って喜ばれた時が一番しあわせなんだって。

 

もし今、あなたの目の前に40歳代の時のあなたがいたら、何をアドバイスしますか?

■田島さん

(女性 当時81歳 元看護婦→現在はボランティア活動に従事)

結局、子供の生活環境、子供の反抗、子供のノイローゼ、主人とのいさかい、等、

自分の心が全てその基をつくっている。

そのことに気が付かなくてはならない。

そして、人間「生きたようにしか死ねない」のだから、

その時その時、目の前に起きたことは精一杯頑張っていこうと。

人生の最後に人生を過ごしてきたことに値する生き方をしてきたと思いたいと。

でも恥ずかしいんだけど、この歳でできないんだぁ~、そんな生き方が(笑)。

 

もし今、あなたの目の前に40歳代の時のあなたがいたら、何をアドバイスしますか?

■末永さん

(女性 当時84歳 元首相秘書→現在は持病を抱えながらも元気人)

人生、ムリしたって、後になってみれば、たかだかしれている。自然体が一番よ。

私は妻としても母親としてももっと心に余裕を持って、自然体でやればよかった、

と思っているの。

あの時は、精一杯で気が付かなかったけど。

相手にストレスを感じさせたり無用な気遣いをさせてしまうのよね。

だから、出来るだけ自然体がいいのよ。

 

もし今、あなたの目の前に40歳代の時のあなたがいたら、何をアドバイスしますか?

■金井さん

(男性 当時77歳 元国鉄マン→3年前にご逝去されました)

健康。

人間、死んだら終わり。若いころは夢中で考えなかったけど、

何よりも一番に考えなくてはいけないのは、“いかに自分を守るか”ということ。

 

もし今、あなたの目の前に40歳代の時のあなたがいたら、何をアドバイスしますか?

■輪島さん

(男性 当時70歳 元ボクシング世界チャンピオン→現在はジム会長)

こうしたら、ああなって、ああなったら、こうなって、

なんて人生は所詮そんな図ったようにはいかないのだから。

そんな小賢しいこと、考える暇があったら、何だっていいから、

“今、これだ、っていうものに一生懸命、打ち込むことだよ”。

5年後、10年後に

「ああっ、こういうことだったんだ」

「あの時、頑張っておいてよかった」

って思うように必ずなるから。ホントだよ。

 

最後に25年前に亡くなった私の父親が倒れる3か月前に私に語ったこと

■片木さん (男性 当時70歳 元会社員)

あれは、40歳の時だった。勤めていた会社が傾き、丸紅飯田に

吸収合併されることが決定。

体のチカラが全部抜けてしまった。

そんな時、仲間から、

「独立して事業を興そう」という話が持ちかけられた。

三日三晩眠れぬほど悩んだある土曜日、会社の帰りに、

自宅近くの原っぱで、おまえが黄色い声を出して野球している姿を見た時、

会社に残る決心をした。

情けない話だが、70歳の今になっても、

「もし40歳の あの時、自分の気持に従っていたら、今、

どうなっていたんだろう」と思うことがある。

おまえ(息子)も、これから先、人生の岐路に立つ時が来ると思う。

その時、自分の気持ちの奥底をよくよく確認して、

その時の自分の気持ちに正直に行動してほしい。

これは父の願いでもある。

そのために必要なら、この家、潰したって構わないぞ。

一度しかない人生、勝負する価値はあると思う。

 

 

以上どうですか?

 

聞き役の私は、お聞きしながら、

「人生の先輩達は、今のご自身にも言い聞かせているのでは」

と思えることがあります。

 

さてアナタだったら、目の前の20代30代40代のご自分に、

どんなアドバイスをしますか?

 

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