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2010年3 月24日

NO.5-2(NO.5-1関連その1)判断力の磨き方

米ソ冷戦構造が崩壊して20年。日本では普天間の基地問題が論議されています。


我々日本人にとって今回の基地問題は、「判断は常にアメリカを踏襲する“習い癖”」から、自ら判断する大人へと脱皮するチャンスだと思います。


21世紀の私たちは、一人前の大人としての覚悟が必要になります。

相手の発言に正面から向き合い、自分の判断に基づいて自分の考え方を発言する覚悟です。


今回は「5-1の関連その1」として、奥村宏著作の「判断力」のエッセンスを紹介します。奥村氏が、判断力の磨き方を実践的に述べています。


Line 

 

            

判断力 (奥村 宏 著)

☑「アメリカの言うままにしただけです」「首相の命令どおりに行動したまでです」。そこからは責任観念は生まれてこない。もちろん他人の命令に従ったということの責任はあるのだが、少なくとも当人には責任観念がない。日本の政治家に責任観念がないのはこのように自分の判断で行動していないからではないか

 

 

☑会社のなかで経営者や従業員がどういう判断をしているか、会社が危機に直面するとそれがはっきりとあらわれる。山一證券はつぶれてしまったのだが、この「判断停止」になった理由は「自らの判断を決める基準がなかったからだ」

 

上の者は下の者に判断のついた提案をさせ、下の者は上の者に判断を仰ぐ、これではグルグル回りになって誰も判断しないことになる。そして自分では判断できないから外部の判断に従う。その外部の大蔵省は判断の責任を負わない。重要なことは、経営者も従業員も自分で判断することができなかったということである

 

 

☑「会社人間」の時代は終わったが、次がどうなるかわからない・・・・・現在はそういう時代だが、それだけに人びとの判断力が必要なのである。もはや他人の判断に頼っていることはできない。自分で考え、自分の基準で判断していかなければならない。会社を辞めて転職するとき、あるいは独立して事業をやろうとするとき、さらに会社が倒産したとき、あるいはリストラで解雇されたとき、人びとは自分で判断する以外にはない。

 

 

☑「自分でしっかり考える」ためには現実がどうなっているかということを知らなければならない。そこでまず新聞をたんねんに読んで、切り抜きを作るのである。新聞は起こっている現実のいろいろな問題を伝えているし、それに関連した専門家の意見を紹介している。

 

 

☑新聞を読む時には赤インキで大事なところに傍線を引き、その記事をハサミで切り抜く、それを項目別にわけて、スクラップ・ブックを作り、そこへ貼りつけていく。切り抜きを作るということは、考えながら新聞を読むということである。まずこの記事は切り抜くに値しているかどうか、ということを考えながら読む。そして次にこれをどういう項目に分類するか、ということを考える。このように考えながら新聞を読むことで判断力がついてくる。新聞を読み、切り抜きを作る、ことで自分の判断力を養成していくのである

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