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2011年11 月 4日

NO.85-3(NO.85-1関連その2)意志決定する力

今回、(85-1のメインコラム)の関連資料としてご紹介するのは、「直観力マネジメント」(ユージン・サドラースミス 著)です。

 

著者は「判断に際し、まず直観的なこころを認めることが大切であると言っています。

 

大変示唆深い一冊です。

 

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                  「直観力マネジメント」(ユージン・サドラースミス 著)

直観的なこころを認めること

わたしたちには二つの・・・一つは分析的、もう一つは直観的な・・・こころが備わっていて、どちらも進化の産物である。直観的なこころにしても分析的なこころにしても、リーダーやマネージャーの判断や決断に対するそれぞれの「助言」が正確だという保証は何もない。二つのこころの最善の働きを引き出すには、いつ、どんなふうに利用するかを知っていなくてはならない。直観的な知性の磁石は、「直観が働くとき、何が起こるか」「直観が働いたとき、何が起こったか」と問いかけることだ。

 

思考モードのギアを入れ替えること

●自分を知る:自分の思考の傾向性はなんとなくわかっているかもしれない。思考のコンフォート・ゾーンから踏み出すには、自分が分析的タイプか直観的タイプかを知っている必要がある。あなたはどちらだろう?

●練習:思考のコンフォート・ゾーンから踏み出すには、同じ状況で違うアプローチを試してみることが必要だ。現実の状況で直観を試すのは自分にとってもまわりにとってもリスクが多きすぎるかもしれない。それには不安が生じるだろう。不安はどんな学習にとっても大きな障害になる。どんな状況がよい「練習台」になるだろう?

●フィードバック:自分にあまりなじみのない分野なら、自分の直観や分析がどの程度当たっていたか、フィードバックする必要がある。素直で建設的なフィードバックをしてくれると信頼できるのは誰だろう?

 

直観と洞察や本能を混同しないこと

●直観は洞察と同じではない。

●洞察は新しい結びつきを見せてくれる。

●直観は新しい結びつきを感じさせてくれる。

●むやみに分析に頼ると、新しい結びつきが見えなくなり、新しい見方で世界を見ることができなくなる可能性がある。

●道徳という本能は、わたしたちの思考や行動が正しいか間違っているかを直観的に見分けさせてくれる。

 

あてになる第一印象、大切な第一印象

直観的なこころに関しては、ほんの少しが大きな意味をもつ。相手のほんのわずかなふるまいから、正確な推測と判断をすることができるからだ。わたしたちは出会って数秒のうちに、言葉や行動で自分に関する大量の情報を発信する。そこでできた第一印象と直観が下した最初の判断は、いつまでも「ついてまわる」ほんのわずかな感覚が相手のこころの状態についてたくさんのことを語り、わたしたちは身体的に反応する。その身体的直観で、相手や相手の状況にどこまで共感するかが決まってしまう。

 

専門能力を養うこと

誰でもなんらかのかたちで直観をもっているし、直観をさらに活用して知識を獲得し、スキルを向上させ、誠実で客観的なフィードバックを求め、よい経験をしてそこから学ぶことはできる。直観的な専門能力を研ぎ澄ますときの支えになるインフラを構築すること、それが直観的な知性の基盤である。

 

直観を表現すること

直観的な判断が正しいとすぐに確信できなくても、とくに職場では直観を言葉にする努力をし、そのスキルを向上させることが不可欠だろう。

①勘や身体的直観に気づき、認め、検討するのに役立つ。

②さらに理解が深まる。

③私生活でも職業生活でもわたしたちは社会的な存在であり、友人、同僚、上司、株主、それに広く社会に対して直観的な判断や決定、行動を正当化し、説明する必要があるし、ときにはそれが義務でもある。

 

頭とハートと勘のバランス

起業家として成功するには、経験(頭)、情熱(ハート)、そしてビジネスの勘の微妙な調和が必要だ。頭が小さすぎると、創造的な直観に必要な原材料が不足する。ハートが小さすぎると、冒険を続けるだけの情熱とエネルギーが湧かない。勘が小さすぎると、どこにビジネスチャンスがあり、どうすれば事業化できるかという微妙な感覚が働かない。

 

直観的な自己に忠実であること

直観的な知性は、ただ知識やスキル、経験を集積していくプロセスではない。マネージャーやリーダーが豊かな情報を踏まえた優れた直観的な判断を生み出しているかどうか実績に基づいて検討するとともに、上司や同僚、従業員、追随者からの建設的なフィードバックも必要になる。「直観的な筋力」は時間をかけて養われ、マネージャーやリーダーは年とともに直観的な「賢さ」を増していく。直観的なこころはわたしたちの頭だけでなく体にもあり、直観的な自己の「頭」「ハート」「手」「腹」にあらわれる。

●頭(直観的な知識)

●ハート(直観的な感情)

●手(直観的なスキル)

●腹(道徳的な本能)

 

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