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2013年3 月24日

NO.142-1(メインコラム)人生の先輩に聞く

「職業(キャリア)と教育について」

 

■牧さんにご自身の41年間の教職経験と多くの教え子達のその後の成長を見守ってこられた立場から、「職業(キャリア)と教育について」お伺いしました。

☑人生の先輩:牧 晶治 さん(男性)

☑主な経歴:1928年生、愛知県出身。3歳で実母と死に別れ、父親と義母との間に生まれた妹3名、弟1名の計5人兄弟。中学4年の時、校長からの推薦により、飛び級で陸軍士官学校を受験するも、視力検査で不合格となる。それが結果として人生の転機となり名古屋第一師範学校に入学、同校卒業後、小中学校の教員となる。その後、校長職の5年間も含め41年に渡る教員生活を勤め上げることになる。息子2人、孫4人。

 

(問1)前回「教職は自分にとって天職であった」とお伺いしましたが、では人はどうしたら天職に出会えるとお考えですか?

それは難しい質問ですね。私の場合どうであったか、と考えるに、いくつかの選択肢(職業の)の中からどれかを選択したということではなくて たまたま目が悪くて陸軍士官学校が不合格になり落ち込んでいたところ、師範学校を受けてみないかと教師だった父親に勧められ、受験してみたらたまたま合格できた。そして教師になってみたものの終戦直後で教室もない、生徒も集まらないのないない尽くしの状態からしゃにむにやってみた。しゃにむにやっている内に自分は「子供たちが好きなんだ」ということに気が付いた。だから私は天職を選んだという感覚はなくて、『たまたま廻りあった機会に対してしゃにむにやっているうちに、「これが私の天職なのでは」と後になって気が付いた』これが私の実感です。

 

 

(問2)子供たちが将来、天職に出合えるために教育が手助け出来ることがあるとしたらそれはどうようなことですか?

私の考えですが、教師が生徒に対して君はこれに向いているとか向いていないとかアドバイスを与えることよりも、教師が生徒に対していつも「のびのびと朗らかに接してあげる」ことが一番大切なことだと考えます。子供たちは生まれながらにいろんな可能性を持っているように思うんです。教師はその力を信じて子供たちに「のびのびと朗らかに接してあげる」ことが出来れば、子供たちのその芽は勝手に芽生えてくると思うんです。

 

(問3)教頭、校長と管理職、指導職をご経験された中で 教師の指導で一番大切なことは何だとお考えですか?

教え方が上手くても生徒たちから慕われない先生、教え方が下手でも生徒たちから慕われる先生、先生個々にはそれぞれ課題がありますが、私はスキルとか経験云々の前にまず「子供たちのことを好きになりなさい」と先生たちに言い続けてきました。「子供たちのことを好きになる」そのことが教師に一番大切なことだと私は思います。                                                   

 

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