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2019年3 月 3日

NO.221-1(メインコラム)人生の向き合い方

私の趣味は全国の酒場を放浪することと、ボクシングを観戦することです。

ボクシングはテレビ観戦に加え、私が通っている輪島ジム所属のプロ選手が試合をする時は

会場の後楽園ホールに足を運び生で観戦をしています。

そんな私ですが本日は、元ボクサー、ミッキー・ウォードのことから話を始めます。

 

ミッキー・ウォード(1965年10月4日~ )は、アメリカ合衆国の元スーパーライト級のプロボクサーです。

メジャータイトルには縁はありませんでしたが不屈の闘志でボクシングファンを虜にした選手です。

ウォードのキャリアの頂点は元世界チャンピオン、アルツロ・ガッティと3度の激闘(ウォードの1勝2敗)で、

特にウォードが勝利した初戦は2002年度のリングマガジン ファイト・オブ・ザ・イヤーに選出されました。

ノンタイトルの試合にもかかわらずNo1に選出されたことからも、

ウォードの半生が映画化(マーク・ウォールバーグがウォードを演じた『ザ・ファイター』)されたことからも、

彼の人気の高さがうかがえます。

 

先日、そのウォードのインタビュー記事(ボクシングマガジン2011年11月号)が目に留まり、

心に刺さったので紹介させて頂きます。

【聞き手】

あれだけのファイトのモチベーションはどこからきていたのですか?

【ウォード】

身銭を切って会場にきてくれるファンを絶対にがっかりさせたくなかったんだ。

常に全力を尽くし、自分の持っているすべてをリングに残すことが目標だった。

もちろん誰だって試合に勝ちたいし、勝利に徹することもときには必要だけど、

大切なのはそれだけではないはずだ。

【聞き手】

特にアメリカのリングでは、「凡戦で勝つ」よりも「好試合で負ける」方が評価されたりもします。

ファンを喜ばせることはプロとして重要な要素です。

【ウォード】

そのとおりだ。大切なのは、いつでも自分らしくいること

そしてその場その場でできる限りのことをやること。

悔いのないように準備し、トレーニングで積み上げてきたことをリングで発揮できれば、

たとえ負けてしまっても後には何かが残る誰かが認めてくれるし、ファンにも喜んでもらえる。

 

どうですか?

私はウォードの哲学に触れ、自分の中でぼんやりしていた「人生の向き合い方」

が整理された思いがしました。

そして自分のノートに次のように書き込みました。

 

【前提】「いつも自分らしくいること」←人と比較しない。俺は俺なんだと。

【心構】「悔いのないように準備して、それを発揮すれば、たとえその時結果を出せなくても、

     後に何かが残る、誰かが認めてくれる」

 

ノートに書き込んだ次の週のことでした、

女子スピードスケート500メートルで小平選手が0秒08差の2位となり連勝記録が37でストップ

したレース後のコメント(日経新聞2019年2月10日付)が目に留まりました。

「」内が小平選手のコメント部分で、前後は記者が感じた部分です。

 

うなだれたように見えたが、

「『足りなかったな』という、それだけだった。やれる準備は全部やってきたので

と悲観はしなかった。

 

どうですか?

 

私は「小平選手も『人生の向き合い方』の達人なんだ」と感じ入りました。

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